夏の旅行その1〜合掌造りの里「相倉」と日本三大名園「兼六園」〜


夏休みなので旅行にでかけました。
富山県五箇山にある合掌造りの里「相倉」

 「合掌造り」の名称は、屋根を構成する主要部材名を合掌と呼び、形式を合掌組みということから一般化したのであろう。いまそれが越中五箇山と飛騨白川郷に発達した民家の代名詞となってひろく紹介され、誰の口にも言い慣らされてきている。この地方では、小屋造り住居を「ナムアミダブツ建て」といっていた。両手を合わせて合掌礼拝する形からであろうが、熱心な真宗信仰地帯らしい命名である。

相倉合掌造り保存財団トップ


茅葺の屋根が日本昔話の世界を彷彿とさせます。

よく見ると人の顔のようにも見えます。

軒下に巣を作るツバメ。実はこのすぐよこに巣が作りやすいように板を貼り付けてあるゾーンがあったのですが、あえてスルーしたようです。なかなかの気概。

田舎の代名詞とも言える野菜の無人販売。ナスが美味しそう。

暑さに耐え切れず胡麻ソフトを食べる。

新しいカメラでマクロ撮影してみたくて撮った花。特になんの変哲もありません。

この風景、やはり世界遺産は伊達じゃないです。


続いて向かったのが水戸偕楽園、岡山後楽園と共に日本三大名園の一つに数えられる特別名勝「兼六園」

どこにでもありそうな噴水。むしろしょぼい部類なんて思っていると。

[噴水](ふんすい)
この噴水は霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっています。水の高さは約 3.5mあり、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものと伝えられています。日本で最古の噴水であると言われています。

兼六園

実は日本最古の噴水だったりする。これは目が離せない。

これも普通の松のように見えますが。

[根上松](ねあがりまつ)
大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった奇観はたいへんな迫力で、兼六園名物の一つとなっています。この松は、13代藩主・斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長後に土をのぞいて根をあらわにしたものだと伝えられています。

兼六園

簡単そうに書いてますが、松の成長速度考えるとすごい手間だったんでしょう。

ぼんやり休む鴨。しかし左上に見えるのは。

[唐崎松](からさきまつ)
13代藩主・斉泰(なりやす)が近江八景の一つ、琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松。兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な木です。雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩。他の庭園では見られない、趣深い風情を紡ぎだします。

兼六園

すごい木の下で休んでいるんです。

松の下は苔で覆われていて、この苔がまた密集しててかわいいんです。

池の鯉。餌がもらえると思って寄ってくるも、くれないとわかるとあっという間にひいていきます。


美しい松が所狭しと並ぶ、松好きにはたまらない楽園でした。