「蚕糸の森」へワラジムシに会いに行くオフ

ワラジムシとダンゴムシ*1を採集するためid:k_kumahachiと共に杉並区にある「蚕糸の森公園」へ出かけてきました。


今回のオフの目的は種親となるワラジダンゴの採集、そして繁殖です。
爬虫類用に販売されている餌昆虫であるコオロギやローチ類などには、爬虫類に必要とされる栄養素であるカルシウムがあまり含まれていません。
そこで、市販のカルシウム剤をシャカシャカポテトの要領で振り掛ける*2必要があります。
ところが、ワラジムシは昆虫ではなくエビやカニと同じ甲殻類であるため、振り掛け無しでも始めからカルシウムを豊富に含んでいるのです。
この理想的な餌を自家繁殖により量産するべく2人は「蚕糸の森」へと向かったのです。



クマハチが用意してきたワラジダンゴ用ケージ、ヤシガラ土に流木でアクセントを加えた本格仕様。
到着前からやる気満々の雰囲気をかもし出しています。




公園入口付近にある池には水鳥と亀。かわいい。
よく見ると手前の亀、後ろ足がピーンッ!としてる…。さりげなく鍛えているらしい。





もうすっかり秋です。松ぼっくりを掲げて微笑むクマハチ。かわいい。




変なポーズの銅像を見つけて迷わず真似する2人。かわいい。




ようやくそれっぽい場所を見つけて探し始める2人。
棒や木の皮などを使って丁寧に土を払っていきます。



記念すべき1匹目のワラジムシはまだ年端もいかぬ可愛らしいベイビーでした。
将来子沢山な肝っ玉母さんになることを願いながらケージに投入。




ころころのダンゴムシも捕獲。


幸先よいスタートと思われたその時。



長い、長すぎる。
規格外の大ムカデに腰を抜かす2人*3


そして


ムカデを恐れて場所替えを決意した2人の前に(体重を気にしながら)立ちはだかる謎のキャラクター。

杉並区のキャラクターで、名前は「なみすけ君」。
かわいさときもさの絶妙なバランス。


さらに



また発見。今度は浴衣着て踊ってる。


こうなったら全部探し出そうと意気込むものの、結局この2つ以外は見つからず。


苦労の末ようやく見つけたのがこれ

あきらかに子供の手作り。


あきらめてワラジダンゴ探しを続行する2人。

何気なく木の根っこの部分をホジホジしていると…。


これは




わさわさと群がるワラジダンゴ達、どうやら彼らの集会場を突き止めてしまったようです。
大量のワラジダンゴに興奮を隠しきれない2人は奇声を発しながら次々とワラジダンゴをケージに投入。




気づけばケージは超満員。見事に今回のオフの目的を果たしました。
後はワラジダンゴ大増殖を目指すのみです。



大満足で帰路についた2人を名残惜しそうに見つめる1匹の亀。

*1:以下ワラジダン

*2:ダスティングと呼ばれる作業です。

*3:実際には2〜3cmでした。