餌用昆虫デュビア飼育用ケージ紹介

ケージ新調記念に前回の日記で登場した餌用昆虫デュビア*1についての補足。

デュビアは非常に動きも遅く、のそのそと動くために扱いも楽です。さらにジャンプもしないし、プラケの側面も登れませんので脱走の心配もありません。
デュビアは雑食性で何でも食います。餌は残飯でもおっけーです。うちのデュビアは「桃の種」を自分たちで割って中身を食うくらい逞しいです。
デュビアは非常に水切れに強い昆虫です。もともとは森林に住んでいるようなのですが、数日間の水切れでも死んだり、共食いしたりしません。
彼らは幸い温度さえ維持しておけば、季節に関係なく殖えます。また「胎生」ですので卵の管理をしなくてもペアを飼育していれば勝手に「仔デュビア」が生まれて殖えていきます。
デュビアは、全然臭くありません。植物質の床材などは全部食べてしまうので、うちのデュビアは床材がすべて彼らの「糞」に取って代わっているのですが、それでも全然臭くないのです。もちろん、個体自体も気になる臭いなどはありません。

「デュビア」とは?栄養価の高い両爬用の餌昆虫 [爬虫類・両生類] All About

ちなみに我が家の飼育環境はこんな感じです。

ベビーも合わせると相当な数が入っていますが、普段は紙製卵パックの下に隠れているので姿は見えません。
水槽はミニSサイズプール型*2を使用し、床材として川砂*3を薄く敷いています。
右上の餌虫用給水器はハチクラで販売しているコオロギの給水器*4を参考に100均のタッパーと包帯を使って自作しました。
真ん中の昆虫ゼリー用穴の開いた木製ミニ切り株は近所の熱帯魚ショップで150円にて購入。


ありそうでない。よく見かけるようで、いざ探すと見つからない紙製卵パックもハチクラで購入。

餌は産卵促進・体力回復・ハイカロリーの三拍子そろったクワガタ印の高級昆虫用ゼリーとカルシウムたっぷりコオロギフード*5を併用しています。
保温用には以下の3点セットを購入。

  1. パネルヒーター
  2. 保温球[rakuten:chanet:10020023:detail]
  3. ソケット[rakuten:chanet:10020011:detail]

爬虫類用サーモで28℃キープ設定にしてあります。だいぶ暖かくなってきたので夜間や天気の悪い日以外はほとんどヒーターのスイッチは入りません。
我が家ではツノガエルくらいしか食べる生体がいないので、減りは非常にゆるやかです。どんどん殖えて餌代節約につながってくれることを願っていますが、初期投資回収はいつになるのか未だにめどはついていません。

*1:再警告しますが、アルゼンチンフォレストローチというゴキブリの一種です。検索は自己責任で。

*2:31×18×24cmの大きさ。密集させて育てたほうが繁殖効率は上がるそうです。

*3:デュビアはひっくり返ると起き上がることができないので、床材が無いとそのまま餌が食べれずに死んでしまいます。

*4:リンク先虫画像有り

*5:リンク先虫画像有り